2010年5月22日土曜日

5/22 見たまま
















 
 私のみてきた限りでは今日のインドネシアでは、不正が高い頻度でおこなわれ、そして市民はそれを当り前のことだととらえている。政治は国民に少しでもいい暮らしをさせようという意図は感じられない。意欲と、知力に満ちた若者にであえることはあまりない。モラルの基準は個人任せで、法の執行者としての警察は腐敗のため信頼がなく、裁くのも個人の裁量に委ねられる。市民の暮らしは依然として厳しい。
 
 しかし、そんな中でも私が出会った数少ない、モラルに対して常に前向きで、厳しい環境の中でも妥協することなく自分を律して生きている友人達に対して心からの敬意を表する。